支援プロジェクト

プロデュース支援事業によって採択されたプロジェクトになります。

愛媛柑橘応援プロジェクト

  • 愛媛県

愛媛県宇和島市吉田町では、豪雨災害により1500haのミカン畑のうち、128haが壊滅的な被害に遭いました。また、800ha分のスプリンクラーが破損するなど被害は甚大です。今回、首都圏のバーやカフェなどの料飲店向けに各種柑橘を使用したカクテル等の商品の開発を行い、新たな販路の創出を目指します。


  • 愛媛柑橘応援プロジェクトメンバー カクテル試飲

  • プロデューサー(左:加藤慶人さん、右から3番目:高宮裕輔さん)

  • 試作風景

  • 試作風景(コーヒーカクテル)

  • 左:コーヒーカクテル、右:カクテル(名前考案中)


【プロデューサー略歴】

高宮裕輔(たかみやゆうすけ)氏

都内のバーで修業を積み、2018年、四谷に「ティグラート」を開店。お昼から楽しめるバーとして、モクテル、コーヒー、ジェラートも充実させ、人気を得る。多くのカクテルコンペティションに出場経験を持つ新進気鋭のバーテンダー。

加藤慶人(かとうよしひと)氏

ボンタイン珈琲本社社長。ワールドバリスタチャンピオンシップ国際審査員としてコーヒーおよびカフェ文化に深い知識を持つ。ボンタインは昭和23年創業。コーヒー、紅茶、ココアの直輸入、製造、加工を手がけ、カフェ4店を運営する。

【NPO法人「柑橘ソムリエ愛媛」について】

柑橘の魅力を知り、伝える人材の育成、柑橘のファンづくりなどを目的に設立いたしました。
https://skankitsu.thebase.in/

設立
2015年1月
メンバー
25名
(愛媛県内外の柑橘農家、飲食店経営者、学生)
活動
・柑橘の魅力を発信するイベント主催/参加(愛媛県内・首都圏)
・柑橘に特化したライセンス制度「柑橘ソムリエの制定を目指す
活動内容
(1)ライセンス制度確立に向けて…飲み比べ、柑橘BAR、販売POPなど
(2)エンターテインメントとしての柑橘…ピールアート教室、農家ライブ、SNSみかんコラムなど

『愛媛柑橘応援プロジェクト』
カクテル試飲会(2019年2月5日開催)

愛媛柑橘の利用機会を拡大し、新たな販路の創出を目指す

「HASHIWATASHI プロジェクト」事務局(株式会社NTTアド)は、支援事業のひとつである『愛媛柑橘応援プロジェクト』カクテル試飲会を、2019年2月5日(火)、東京都千代田区のジェラテリア&バー「ティグラート」にて開催いたしました。

愛媛県南予地域に位置する宇和島市吉田町は、昨年(2018年)7月豪雨により、約534ヘクタールのみかん畑が大きな被害を受けました。また、約800ヘクタール分のスプリンクラーが破損するなど被害は甚大です。こうした中で、吉田町の柑橘売上の減少を少しでも食い止め販売拡大することを目的に、同地域で柑橘の用途拡大に取り組む生産者らのNPO法人「柑橘ソムリエ愛媛」を地域復興の推進役として『愛媛柑橘応援プロジェクト』を発足いたしました。

「柑橘ソムリエ愛媛」のメンバー全体で約30種の柑橘を栽培するなど愛媛の柑橘はバリエーションも豊富であり、また、無農薬栽培に取り組む生産者も多く、風味の良さはもちろんのこと、ピール(皮)も安全に使えるメリットがあります。
本プロジェクトでは、多くのカクテルコンペティションに出場経験を持ち、地域産品を使った商品開発に取り組む高宮裕輔氏と、ワールドバリスタチャンピオンシップ国際審査員を務めるボンタイン珈琲本社社長の加藤慶人氏をプロデューサーとして起用。

参加者によるカクテル試作

参加者によるカクテル試作

当日は、高宮裕輔氏が経営するジェラテリア&バー「ティグラート」において、バーテンダー、バリスタ、バー向け 食品卸バイヤーなど約25人に参加いただき、愛媛柑橘の説明やプロデューサーによるカクテルのデモンストレーションほか、参加者を4つのグループに分け、各グループに「柑橘ソムリエ愛媛」のメンバーが加わるかたちで、愛媛柑橘10種(いよかん、ポンカン、せとか、河内晩柑、レモン、甘平、ブラッドオレンジ、文旦、黄金柑、媛レモン)を使用して、自由な発想でユニークなカクテルを試作し、参加者と愛媛柑橘生産者との交流を深めました。

参加者によるカクテル試作

参加者によるカクテル試作

このカクテル試飲会を契機として、引き続き首都圏のバーやカフェなどの料飲店向けに愛媛の各種柑橘を使用したカクテル等の商品の開発を行い、愛媛柑橘の利用機会を拡大することを通じて、新たな販路の創出を目指します。

カクテル試飲会に向けて

2019年1月にプロデューサーの高宮裕輔氏と加藤慶人氏が愛媛県宇和島市吉田町を訪問。「柑橘ソムリエ愛媛」のメンバーである大久保幸裕氏(大久保農園)二宮新治氏(ニノファーム)、奥平幸徳氏(奥平農園)、渡辺武士氏(地域おこし協力隊)、宇和島市役所らと懇談。また、大久保農園の農場を視察し、この時期に実が大きくなっている紅まどんな、いよかん、文旦、河内晩柑などの栽培の様子を学びました。その後、宇和島市吉田公民館の調理室に移り、柑橘類を使ったカクテルの試作を行い、柑橘の種類によってピール(皮)の芳香にはっきりとした違いあることから、様々な柑橘香のカクテルを作ることができ、また、完熟前の果実がカクテルに酸味を加えるのに適しており、摘果や落下物なども十分に使えることがわかりました。

【プロデューサーによるオリジナルカクテル例】

写真左より
①『文旦のピールと媛レモンと鰹節のカクテル』
削りたての鰹節とウォッカを合わせてフランベし、鰹節の香りと旨味を引き出したもの。オレンジとレモンが合わさったような媛レモンの果汁を加え、文旦のピール(皮)でさらに香り高く。
仕上げに、爽やかな香り漂うレモンの葉を添えて。(高宮氏作)

②『いよかんのエスプレッソマティーニ』
軽やかな酸味のあるコスタリカ産の「ボンタイン珈琲」コーヒー“ラリアドラゴン”は、エスプレッソにしてもクリーンな酸味が広がるのが特徴。そこに、いよかんの果汁を加えることで、甘味とジューシー感、爽やかさがふんだんに。(高宮氏作)

③『いよかんとコーヒーとウイスキーのカクテル』
スコッチウイスキーのグレーンモーレンジ、ケニア産コーヒーのエスプレッソ、いよかんの果肉をスクイーズしたものを、1:1:1の割合で混ぜる。エスプレッソにグラニュー糖を加えて煮詰めたシロップを少々加え、甘味を調整。おろし生姜を加えても、いいアクセントになる。その場合は甘味をプラスしても。(加藤氏作)

④『媛レモンのエスプレッソ』
もぎたてのピール(皮)には山椒のような香りも感じられる媛レモンのスライスに、エスプレッソコーヒーを回しかける。爽やかなアロマと味わいがプラスされ、一層味わい深い一杯に。ノンアルコール。(加藤氏作)

「柑橘ソムリエ愛媛」生果ラインナップ

出典:愛媛県庁公式Website

その他、「ブラッドオレンジ」※1、「文旦」※1、「黄金柑」※1、「媛レモン」※1、「ネーブルオレンジ」、「媛小春」など。
※1:イベントで使用した生果実。
※2:愛媛のオリジナル品種。

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